2025-08-25 11:52:31 配信
“石破おろし”はトーンダウン? 責任論とのにらみ合い続く

(澤井尚子記者報告)
当初、「石破おろし」に動いていた閣僚経験者の1人は「撃ち方やめのタイミングを探らないといけない」と話していて、トーンダウンの様相を呈しています。
若手議員は「裏金議員対石破総理という構図になってきた以上、当然の流れだ」と分析していて、総理経験者は周囲に「世論とかけ離れた動きになってはいけない」と石破おろしの動きに注意を促しているといいます。
一方で、「選挙結果こそが究極の民意だ」「2回の国政選挙で負けた責任はとるべきだ」という声も根強くあります。
今後は「石破おろし」に直結する総裁選の前倒しを求める署名が過半数をしめるかが焦点です。
閣僚の1人は「記名方式なら自分は出せない」と話すなど、二の足を踏む議員が増える可能性もあります。
ただ、来週頭に取りまとめられる参院選総括にあわせて森山幹事長らが辞任すれば、石破総理も自ら身を引く可能性もあるのではとの見方もあり、自民党内ではもうしばらく様子見が続くことになりそうです。
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