2025-06-26 16:02:31 配信

自民・森山幹事長 参院選「将来に責任を持った政策を貫く」

 自民党の森山幹事長は、来月行われる参議院選挙について「将来世代にツケを回すのか未来を見据えた今をしっかり作るかが大きなポイントになる」との考えを強調しました。

自民党 森山幹事長
「先行きの見えない時代だからこそ我々は正直な政治をしなければならない。現状を国民の皆さんに正直に訴えて、将来に責任を持った政策を貫くことが大事だと考えています」

 自民党は参院選について非改選と合わせて与党で過半数の議席獲得を目指す方針です。

 森山幹事長はこの目標について「相当頑張らないといけない」との認識を示しました。

 物価高対策として公約に掲げた一律2万円などの現金給付については「今本当に困っている人に対してスピーディーに対応することが重要だ」と意義を強調しました。

 一方で、野党が主張する消費税の減税は「一見良さそうに見えるが高所得者ほど恩恵が大きく、秋の国会で決めても実施は再来年の4月ごろになる」と指摘しました。

 また、少数与党としての国会運営について「大変難しい運営だったが、国民に対して責任を果たせた」と振り返り、連立政権の枠組みを拡大する可能性については「色んなことを検証してみなければならない」と述べるにとどめました。

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