イスラエルとイランの攻撃の応酬が続くなか、中東地域の日本人の退避に備えるため中谷防衛大臣は、自衛隊の輸送機をジブチに派遣することを命じました。

中谷防衛大臣
「統合作戦司令官に対して自衛隊の輸送機及び所要の要員をジブチ共和国まで移動させることを命じました」

　準備が整い次第、速やかに航空自衛隊のC2輸送機2機をアフリカのジブチに派遣します。

　外務省によりますと、イスラエルにはおよそ1000人、イランにはおよそ280人の日本人が滞在しています。

　イスラエルからヨルダン、イランからアゼルバイジャンへのバスでの退避は19日にも行われ、数十人いるとみられます。