2025-06-06 14:48:23 配信

「内閣不信任案を共同提案するつもりはあるのか」立憲・野田代表が他の野党をけん制

 内閣不信任案を巡り、立憲民主党の野田代表は「共同提案するつもりはあるのか」と述べ、提出するべきだと発言する他の野党を牽制(けんせい)しました。

立憲民主党 野田代表
「どうしても不信任通したいんだったら共同提案するつもりありますか。我々だけに何かしろしろじゃなくて、ご自身たちはどうなんですかということを問いたい」

 不信任案を巡っては、提出されれば石破総理大臣は衆議院解散に踏み切るのではないかとの見方が広まっています。

 野田代表は、こうした情勢も踏まえて「急に出したら皆が驚く」と述べ、事前に他の野党と協議する考えを示しました。

 国民民主党の玉木代表は「政権交代を目指すなら出すべきだ」と述べているほか、日本維新の会の前原共同代表も提出すべきだとの発言をしていました。

 ただ、立憲内には「あおる人ほど分からない」「結局、立憲と共産だけが賛成して他の党からは国賊扱いされるかもしれない」などの声もあり、他党の考え方を見極めながら慎重に判断するものとみられます。

トップへ戻る