2025-06-04 13:58:44 配信

年金法案 参院で審議入り 「底上げ」は4年後検証で

 パートなどで働く人が厚生年金に加入しやすくするため「106万円の壁」の撤廃などを盛り込んだ年金改革法案が、参議院本会議で審議入りしました。

石破総理大臣
「年金改革法案は、現在の受給者にも配慮しつつ氷河期世代等以降の将来の幅広い世代の基礎年金の給付水準の確保を可能にする内容になっている」

 法案には、働く高齢者の厚生年金をカットする在職老齢年金制度の見直しなども盛り込まれています。

 基礎年金の底上げについては与党が立憲案を丸のみし、4年後の財政検証で給付水準の低下が見込まれる場合に実施することを付則に明記しました。

 政府・与党は、13日の成立を目指しています。

トップへ戻る