2025-05-30 18:35:13 配信
“脱中国依存”トランプ関税交渉でレアアース・半導体など供給網の協力提案が判明

石破総理大臣は29日夜、トランプ大統領と電話で会談し、自動車への追加関税や「相互関税」の撤廃などを改めて求めました。
交渉関係者は「トランプ氏の求める対日貿易赤字ゼロの実現は難しいため、パッケージで理解を求めるしかない」と話しています。
赤沢経済再生担当大臣は、30日にワシントンで4回目の閣僚協議に臨みますが、これまでの交渉でパッケージの1つとして経済的な威圧を強める中国を念頭に日本とアメリカの造船業を再生するための「日米造船黄金時代計画」を提案しています。
さらに、新たな経済安保面での協力として中国が世界の生産量の大半を占めるレアアースの製錬などに日本が取り組むことや日本が強みをもつ半導体のサプライチェーンでの協力を強化することも提案するとみられます。
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