大阪・関西万博の会場で大量に発生しているハエの一種「ユスリカ」をめぐり伊東万博担当大臣は、新たに立ち上げられた対策本部で「更なる対策を実行する」と強調しました。

伊東万博担当大臣
「ユスリカ等対策本部を設置し、更なる対策を検討しているものと承知をいたしております。引き続き専門事業者の意見等も聴取しつつ、更なる対策を可能な限り早く実行し・・」

　ユスリカは、噴水ショーなどが行われる海辺や大屋根リング周辺に大量に飛来している様子が確認されています。

　伊東大臣は、「感染症を媒介したり刺したりすることはなく、健康被害があった話も聞いていない」としたうえで「不快に感じる人もいる」と指摘しました。

　虫が嫌う匂いや成分を使った忌避剤などで建物への侵入を防いでいると説明し、「来場者の不安を解消したい」と強調しました。