全国にわずか2か所の「JICA海外協力隊訓練所」に密着 日本と海外をつなぐ架け橋へ
2026/7/7 18:48日本と開発途上国を結ぶ、JICA海外協力隊。
いわき市の小学校で教員を務める女性が猛勉強に励んでいます。
【給食をもらう女性】
「インドの料理です。週に1回くらい各国の料理が食べられます」
国籍が違う人たちと食卓を囲み、インド料理に舌鼓。
ランチでにぎわうこの食堂、JICA海外協力隊を目指す人たちが勉強に励む二本松市の施設の中にあります。
施設で学ぶ期間は2ヶ月半。
志を共にする仲間と共同生活を送ります。
【仲間と話す女性】
「家族とも朝から晩までこんなに一緒に過ごすことないので…」
普段はいわき市の小学校で教壇に立つこちらの女性。
協力隊を目指した理由とは。
二本松市にあるJICA海外協力隊の訓練所。
アフリカや中南米などの国に派遣され教育や土木技術などの指導にあたる人材の訓練が行われています。
いわき市の小学校で教員を務めてきた滝沢佳奈(たきざわ・かな)さんは、8月からマダガスカルの学校に派遣されます。
小学生の頃、先生が海外で働いていたという話を聞き、国際的な仕事に興味を持った滝沢さん。
訓練所で学んでいるのが、フランス語です。
【訓練生・滝沢佳奈さん】
「難しいですね。今まで全然やったことがなかったので、文法とか発音とかに苦戦しています」
全国で2か所しかないJICAの訓練所。
隊員を志した20歳から69歳までの人たちが2か月半、泊まり込みで共同生活を送ります。
【訓練生・滝沢佳奈さん】
「若いとか年齢とか関係なく、それぞれの考え方が素敵だなと話していて思うのですごく勉強になる」
【仲間の女性】
「私26です」
【訓練生・滝沢佳奈さん】
「私は45です」
【仲間の女性】
「知らなかった(笑)」
今回の参加者の中で唯一県内に住んでいる滝沢さん。
他の訓練生に福島のことを知ってもらおうと、浜通りを巡る研修を自ら企画しました。
【訓練生・滝沢佳奈さん】
「津波が来てそれはそれで大変で、その後に原発が爆発したあたりから違う動きになって、避難するのしないのみたいな会話をして。避難するってどこにみたいな…」
【福井在住の訓練生】
「ニュースとかでは見ていたけど、自分が経験していないので、今回福島の訓練所に来たので、知らなきゃいけないなと思って参加しました」
そして先日、135人の隊員が2ヶ月半の研修を終えました。
最終日には思い出が詰まったアルバムにメッセ―ジを書きながら、仲間たちと過ごした時間を振り返りました。
【訓練生・滝沢佳奈さん】
「あっという間でした」
「勉強・勉強・勉強の毎日だったんですけど」
「一緒に頑張っている人たちがいるので、私もやんなきゃなゃと刺激される部分も大きかった」
【全員で記念撮影】
「ありがとうございます。頑張ります」
関連記事

認知症と共に歩む日々—齊藤さん夫婦の物語

【報道特集】発達障害ある画家の原点~絵がつなぐ絆と描く夢~

福島市消防本部 新庁舎建設へ 安全祈願祭を実施

夏のキセキ2026 会津北嶺 “守備の要” リベンジ誓う






