7月7日は「特撮の日」 福島県が生んだ特撮の神様・円谷英二監督の「幻の小説」 貴重資料を公開
2026/7/7 18:487月7日といえば七夕の日ですが、福島県が生んだ偉大な人の誕生日でもあります。
それは、特撮映画の巨匠・円谷英二監督。
7日は円谷監督の誕生日で、「特撮の日」としても登録されています。
そんな「特撮の日」にちなみ、聖地・須賀川市で、円谷監督にまつわる貴重な資料の公開が始まりました。
「特撮の神様」を生んだ須賀川市にある「須賀川特撮アーカイブセンター」。
7日から公開が始まったのは…。
【佐野楓記者リポート】
「こちらのガラスケースには、5枚の原稿用紙が展示されています。円谷英二監督の生涯をテーマに書かれた小説なんですが、未完のまま出版されなかったということです」
タイトルは、「翼ある夢」。
執筆したのは、映画監督の実相寺昭雄(じっそうじ・あきお)さん。
円谷監督が生涯抱いていた飛行機や大空への憧れを主軸に、構想していた小説のあらましが書かれています。
【須賀川特撮アーカイブセンター学芸員・大野真実さん】
「小説自体は未発表。途中で実現することがなかった企画になるので、本当に実相寺監督のこの小説に関して考えられていた内容はこの原稿でしか分からない。ここでしか見られない資料という形なのでその点が非常に貴重かと思います」
実相寺監督は円谷プロダクションで「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」で監督を務めた一方、舞台やオペラ作品、文筆業でも活躍。
円谷プロでの作品制作をテーマとした小説やエッセイも執筆していて、公開された原稿用紙は1992年から1993年ごろに書かれたものだとされています。
【来館者の親子】
息子「北海道から来ました」
母親「最初の感じが見て興味が湧く感じだったので、ここから誰か同じ思いを持った人が引き継いでやってくれたら楽しいと思います」
【須賀川特撮アーカイブセンター学芸員・大野真実さん】
「円谷英二監督が持ち続けた夢だったり、生涯夢を持ち続けることの大切さを、実相寺監督がいかにとらえて表現されたのかというところを見ていただければなと思います」
資料は8月31日まで無料で公開されています。
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