【報道特集】発達障害ある画家の原点~絵がつなぐ絆と描く夢~
2026/6/23 16:45いろいろとうがらし
迷うことなくなく線をひき鮮やかな色をのせていく。これらの絵は、発達障害と向き合う郡山市の画家の女性が手掛けたものです。この画家の個展が市内で3日から開かれていて、温かみのある絵が訪れた人を楽しませています。
石附 若菜(いしづき わかな)さんは、30歳の画家で、発達障害と向き合いながら活動しています。彼女は「見た人が明るく元気に幸せになってほしい」という思いから、絵を描く際に明るい色を使うことにこだわっています。
絵を通じた出会いと成長
小学生の頃から絵に興味を持っていた石附さんですが、学校の授業で指定された技法に苦手意識を感じ、一度絵から離れました。しかし23歳の頃、友人や支援者との出会いをきっかけに再び絵に向き合い始めました。特に、寺山裕子さんとの出会いが大きな転機となり、彼女の絵を「薬絵」と称し感動したことが石附さんの自信を育てました。
石附さんは2018年にアートビリティ作家として登録され、プロの画家としての道を歩み出しました。この事業は「才能に障害はない」という理念のもと、障害者が描いた作品を正当に評価し、社会参加を促すことを目的としています。彼女はこれまでに200点以上の作品を世に送り出してきました。
作品の魅力とメッセージ
石附さんの作品は、雑誌の表紙やカレンダー、商品のパッケージデザインにも採用されており、見る人に元気や癒しを与えています。彼女は「自分に合うものではなく、自分にあるものを大切にしてほしい」と伝え、発達障害がある子どもたちの保護者に向けて講演も行っています。
今後の展望
石附さんは将来の目標として「障害がある人たちやその家族の居場所を作ること」と「未来の自分が過去の自分に『ありがとう』と言える生き方をすること」を掲げています。絵を通じて出会った人々に感謝し、これからも温かい作品を描き続ける決意を示しています。
※掲載情報は放送時のものです







