2025-05-01 09:21:17 配信

織田信長の「天下布武」朱印状 100年ぶり発見 滋賀・百済寺

 滋賀県の百済寺で100年ぶりに見つかったのは、織田信長の「朱印状」です。

 所在不明になっていましたが、寺の住職が木箱に入った書状を見つけ、本物と判明しました。

 書面には、天下統一を目指した信長の代名詞「天下布武」の朱印があります。

 信長が勢力を拡大し始めた初期に書かれた貴重なもので、百済寺を祈りを捧げる特別な場所に指定し、財産と土地を保障すると厚遇する内容が書かれています。

東近江市 森の文化推進課 明日一史さん
「上洛(じょうらく)するまでに背後から裏切られてはだめですので、有力な寺院・神社であったり大きな集落にこういうもの(朱印状)を出しています」

 百済寺は朱印状が書かれたわずか5年後、その信長の手で焼き討ちされてしまいますが、書状は無事でした。

(「グッド!モーニング」2025年5月1日放送分より)

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