「百日せき」の全国の感染者数が1週間で1884人となり、4週連続で過去最多を更新しました。都道府県別では兵庫が134人、新潟が127人、東京が116人となっています。

　JIHS（国立健康危機管理研究機構）によりますと、4月20日までの1週間で報告された百日せきの感染者数は全国で1884人でした。

　感染者数の全数把握を開始した2018年以降で最多となった前の週の1222人を上回り、4週連続で過去最多を更新しました。

　都道府県別で最も多いのは兵庫県の134人で、次いで新潟県が127人、東京が116人となっています。

　百日せきは、せきが長く続くのが特徴で、新生児がかかった場合は呼吸困難などで死亡する恐れもあり、厚生労働省は注意を呼び掛けています。