将棋の藤井聡太七冠（22）に永瀬拓矢九段（32）が挑戦している名人戦七番勝負第2局の2日目が東京の羽田空港第1ターミナルで始まりました。

　3連覇がかかる藤井七冠に永瀬九段が挑戦する名人戦第2局の2日目は永瀬九段が封じた62手目が開封され、30日午前9時から始まりました。

　持ち時間はそれぞれ9時間で、藤井七冠は4時間38分、永瀬九段は3時間16分を消費しました。

　2日目はそれぞれ藤井七冠が4時間22分、永瀬九段が5時間44分の残り時間で戦うことになります。

　羽田空港での開催について、藤井七冠は前夜祭で「滑走路を適度に眺めてリフレッシュしながら2日間集中したい」と話し、永瀬九段も「飛行機の音は心地よく聞こえるのでいい状態で挑めるのでは」と話していました。

　藤井七冠が連勝するのか、永瀬九段が1勝1敗のタイに戻すのか、第2局は午後に決着する見通しです。