2025-04-25 19:39:45 配信
「ようやく帰ってきた」旧ソ連抑留中に死亡した元兵士の遺骨が家族のもとに

1944年に旧陸軍に召集された茨城県の林静さんは、1946年に抑留されていた旧ソ連のカザフスタンで過労により入院し、その年に36歳で亡くなりました。
遺骨は現地で埋葬されましたが、2019年に政府の遺骨収集派遣団が収容していました。
その後のDNA鑑定で遺骨が林さんと判明したため、24日に子どもらのもとに戻りました。
林さんの次男 進さん
「極寒の地で長い間、うちに帰ってこられなくて、ようやく帰ってきたな。一杯やっぺよ、おやじ」
国は2003年度から戦没者の遺骨の身元特定のためにDNA鑑定を実施していて、1月末までに1280件の身元が判明しています。
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