2025-04-24 06:25:32 配信
PFASと肺疾患が関係する可能性 京大などの研究者

論文によりますと、大阪府民らおよそ1200人の血液検査の結果、摂津市にあるPFASを扱っていた工場の元従業員ら5人の血液からPFASの一種である「PFOA」が高濃度で検出されたということです。
そのうち、3人が呼吸困難などを引き起こす間質性肺疾患を発症しました。
研究者は、PFOAが肺疾患を引き起す可能性を指摘しています。
大阪PFAS汚染と健康を考える会 長瀬文雄事務局長
「こういうデータを元に、国の方に職員の安全基準であるとか摂取基準の再考を求めていく」
チームは今後、肺疾患に詳しい有識者と共同研究を進めていくとしています。
LASTEST NEWS