会津の夏を支えるソウルフード「水そば」とは 暑さで変わる伝統行事も

2026/8/5 17:49
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5日は青空が広がり強い日差しが差した会津。会津坂下町の「呑み食い処まるいし」の厨房で作られるのは…

【樋口陽一キャスター】                                               「暑い時期に人気というのがメニュー、水そばです。氷がたくさんの入っていますね。」

「水そば」は、町内で70年以上前から愛される冷たいスープのラーメンで、ソウルフードともいえる存在です。4日は客の半分ほどが注文したといいます。

【呑み食い処まるいし・宮本真由美さん】                                   「ムシムシしている時が余計に出ますね。やっぱり蒸し暑い時がね。冷たい状態で食べていただくように、氷をたくさん入れてさっぱりといただけるように、作っています、はい。」

具材は通常のラーメンとほぼ同じですが、冷たいスープのため麺のゆで時間を長めにしたり、スープの脂分を減らしたりして、さっぱり食べられるようにする工夫もしています。

【樋口キャスター】                                       「冷たくてつるつるの麺、のど越しが気持ちがいいですね。これは暑い日にぴったりですね。」

麺料理の担当は86歳の宮本イシ子さん。娘の真由美さんと2人で厨房に立ちます。

【宮本イシ子さん】                                             「二日酔いの人たちがな、最初はやっぱ。お客さんができるか?っていってそれから始まった。」

意外なきっかけで提供が始まった「水そば」。暑さに負けずに親子二人三脚で町のソウルフードを守っています。

【呑み食い処まるいし・宮本真由美さん】                                         「8月はけっこう出ると思います。一年中はやっているんですけども、やっぱり8月9月まではでますね。おなかから冷やしてもらって、涼んでもらえれば、うちとしてはうれしいですね。それでさっぱりしておいしかったって言ってもらえれば。」

また、会津若松では最高気温が33度まで上がり、2日連続の真夏日となりました。

【高橋健太記者】                                           「お昼ごろの鶴ヶ城公園は強い日が差していて、こうしたベンチも非常に熱くなっています。訪れた人は日傘を差すなどの暑さ対策もしています。」

鶴ヶ城でもソフトクリームやかき氷などの冷たい食べ物で、涼しむ人が多くいました。

【郡山から来た家族】                                               「あんまりこういうの食べさせてないんです。ソフトクリームとかアイスクリームとかまだ解禁してなくて。しょうがないかなって、この暑さなので。」

5日は喜多方で33.1℃、郡山で31.8℃など県内30地点のうち13地点で、30度以上の真夏日を観測しました。

【奈良から来た人】                                              「暑いの弱いから、日陰をできるだけ通るようにしています。」

【東京から来た人】                                        「午前中だったら涼しいかなと思ったんですけど。こんなにも暑いのかと思いました。」

そうした中、会津高野山・八葉寺で披露されたのは、県の重要無形民俗文化財にも指定されている空也念仏踊りです。

これはお盆の1週間ほど前に先祖の魂を迎え入れ、供養と成仏を願うための踊りで、輪になって念仏を唱えながら鐘を打ち鳴らします。100年以上の伝統がある行事ですが、2026年は酷暑を避けるために開始時間を午前10時から午前9時に早めました。

【見に来た人】                                        「前来たときよりも過ごしやすいというか、風もあるからね。」

【八葉寺・山口柊阿僧侶】                                             「今までよりも暑くない中で踊りを見れて、しっかり供養というか祈りの気持ちを届けられたんじゃないかというふうに思います。来年以降も午前9時開始を継続していきたいと考えております。」

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