倒産相次ぐ老舗和菓子店 福島県の店の現状は…
2026/10/6 19:30続いては先祖代々続く和菓子店。
いま、全国で倒産が相次ぎ、過去最多を更新するペースとなっています。
和菓子店に何が起きているのでしょうか。
【岩井ことみ記者】「モミジやカキなど、見ているだけで秋が感じられます。いただきます。」
「あんこの優しい甘味が口の中で広がります。」
長年地域の人たちに親しまれてきた和菓子店。
しかし今、その伝統をつないでいくことが難しくなっています。
帝国データバンクによりますと、2026年1月から9月までに倒産した全国の和菓子店は22件。
前の年の同じ時期を上回り、過去最多を更新するペースです。
背景にあるのは、原材料費の高騰による収益の圧迫や和菓子職人の高齢化が。
【客】「あんこ2つと、しょうゆ3つください。」
【店員】「あんこお2つと、おしょうゆ3つ。」
福島市で約100年前から続く和菓子店。
2025年から、ある問題に直面しているといいます。
【松屋清風庵4代目店主 菅野翔太郎さん】「去年の秋ごろからですね、去年はコメを中心に高騰が続きましたけど、それを追うようにして今度は中東情勢が絡んできて、お店に並べる商品全般的に2割から3割コストが上昇しております。」
団子づくりに欠かせないコメは、1キロあたり580円だったものが、2025年末には980円と、ほぼ倍に。
その後も高止まりが続いているといいます。
【松屋清風庵4代目店主 菅野翔太郎さん】「今年の7月に5パーセントほど値上げさせていただいてますけれども、でも5パーセントでは正直追いつかない状況ですね。」
原材料費の高騰に加え、店を訪れる客の数にも変化が。
【松屋清風庵4代目店主 菅野翔太郎さん】「なかなか伸び悩んでいるというところでしょうかね。
しかし若い方でも和菓子に興味を持って、わざわざ訪ねてきてくださる方もいますので、前向きに僕は捉えています。」
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