郡山市内では初!24時間営業の書店
2026/8/18 15:13福島県郡山市にある『岩瀬書店』。店内には約30万冊の書籍がある、県内最大規模の書店です。
一日の売り上げをまとめる作業も始まった午後10時ごろ。シャッターも降り始め、閉店作業をしていると思いきや…
こちらの書店は、午後10時半から翌日午前10時まで24時間の営業が行われているんです。
多くのコンビニエンスストアと同じような24時間営業は、7月16日からスタート。丸一日営業している書店は、郡山市内では初めてです。
【岩瀬書店富久山店プラスゲオ 小林和浩店長】
「ライフスタイルの変化によって、本屋からちょっと足が遠のいていたお客様にとっては、例えばですね時間を気にすることなく、人の目を気にすることなく自由にね、この売り場の空間を利用していただければ幸いです」
入店方法は、入口にあるLINEの二次元コードをスマートフォンのカメラで読み取り『友だち追加』をしてアンケートに答えるだけ。手続きが終わると店内に入れます。
【藤原果林アナウンサー】
「無人営業中、午前0時を過ぎた店内です。店内は明るく、音楽も流れていて思わず本を手に取りたくなる雰囲気です。」
書籍の購入方法は簡単!無人レジで書籍のバーコードをスキャンし、代金を支払います。店内には約20台の防犯カメラも設置。さらに緊急時には警備会社と直接話せるボタンも5台あり、しっかりとした防犯体制が取られています。
特別に許可を頂き、無人営業が始まった店内にカメラを設置すると・・・午前0時を回っても続々と入店するお客さんの姿がありました。
仕事終わりに来たという2人組は…?
「今日は友だちのおすすめで百田尚樹の『モンスター』が面白いということで購入させていただきます」
「久しぶりに本に触れようかなという、そういう気分にさせてくれて、とてもいい営業方針だと思います」
お客さんの中には…
Q.ラフな恰好をされてますが…
「風呂入って来たって感じで」
「(この時間にあいているのは)ありがたいと思いますね」
「急に漫画が読みたくなるときとか、ふらっと来れるのが一番いいなと思いますね」
Q.何の漫画が急に読みたくなった?
「僕は異世界転生系が大好きなので『転スラ』とかその辺が読みたいなと思って来ました」
漫画を探しにきたというこちらの男性。お目当ての作品は見つかったのでしょうか?
「気になってたライトノベルなんですけど、漫画じゃなくて新しいやつ買ってみようかなと思って買ってみました」
深夜でも賑わいを見せる24時間営業の書店。こうした営業を始めた狙いとは…
【岩瀬書店富久山店プラスゲオ 小林和浩店長】
「無人営業にすることによって費用対効果もありますし、人件費の問題も、あとライフスタイル。われわれも働き方改革にも繋がりますし、そういったところも考えるとご利用しやすいんじゃないかなということで24時間、無人営業をはじめることになりました」
後継者などの人材不足や人件費の高騰などにより、厳しさを増す書店の経営。追い打ちをかけたのが電子書籍やネット通販の普及です。全国の書店の数はこの30年で半分以下になりました。
店長の小林さんは、24時間営業の店舗に足を運んでもらうことで書店の魅力、リアルな書籍の魅力を再認識してほしいと話します。
【岩瀬書店富久山店プラスゲオ 小林和浩店長】
「電子書籍とかネット通販というのは、基本的に目的買いだと思うんですよ。本屋に足を運ぶことによって例えば新しい本との出会いというのは必ずあるはずなんですね。そういったものを感じていただけたら嬉しいですね」
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