副首都法案の採決不透明 事実上の会期末も与野党攻防、日程折り合わず
2026/7/24 10:40国会は24日、事実上の会期末を迎えます。日本維新の会肝煎り(きもいり)の副首都法案について、与野党の攻防が続き、採決の日程で折り合えていません。
■野党「補欠」 維新「バックアップ態勢の整備」
高市早苗総理大臣 「全国各地からお越しいただきありがとうございます」
「寝てないアピール」「寝てない自慢」と、野党の批判を集める高市総理。
全国都道府県議会議長会 会長 福岡県議会 蔵内勇夫議長 「会長の福岡県議会議長、蔵内勇夫です」
23日は「福岡県政のドン」こと、蔵内氏を含む「都道府県議会議長」との懇談会に参加するなど、多忙な一日を送りました。高市総理に面会した小林鷹之政調会長はこのように述べました。
「非常に快活で気力みなぎる総理、いつもの総理だったので、全く心配はしておりません」
目下、高市総理を悩ませているのが、副首都法案を巡る与野党の攻防です。
共産党 大門実紀史参院議員 「東京に何かあった時の代打ですか。補欠ですか。そんなことを大阪人が喜ぶんですかね」
野党は、副首都構想は、「大阪ありき」だと反発しています。
「要するに、大阪を副首都にしてほしいというそれだけの話。同じ関西人として大変情けない」
日本維新の会 高見亮衆院議員 「大規模災害はいつ起こるか分からない。一刻も早い副首都の指定にするバックアップ態勢の整備が可能となる仕組みが望ましい」
■採決は不透明な状況
野党側は「法案の中身が生煮え」だと指摘します。例えば、かかるコストについて。
立憲民主党 岸真紀子参院議員 「副首都指定に伴う財政規模と財源はどのように考えているのか」
自民党 簗和生衆院議員 「費用や予算規模の観点も含めて、政府において検討するものということで、あらかじめこの場で示すことは難しい」
法案では、副首都の要件として「東京と同時に被災しない」場所であることに加え、「人口や経済規模が一定以上」あることなどを挙げています。
岸参院議員 「人口集積、一定規模の人口を想定となっているが、具体的な数値を示すべきではないか」
自民党 宮下一郎元農水大臣 「具体的に、どの基準でというのは、この場でなかなか示すことはできない」
延長国会は、24日に事実上の会期末を迎えますが、今に至るも与野党は採決の日程で折り合えておらず、副首都法案の24日の採決は不透明な状況です。
立憲民主党 斎藤嘉隆国対委員長 「どうしても大阪ありきの法案だというそしりは免れない」
チームみらいを除く野党は、副首都法案に反対する姿勢です。
参議院では、与党とみらいだけでは過半数に2議席足りず、与党は無所属議員への働きかけを強めています。
否決された場合、衆議院の3分の2以上の賛成で再可決を行う方針です。
(2026年7月24日放送分より)





