夏のキセキ2026 速球147km/h vs 多彩な変化球「背番号1は俺だ!」甲子園を目指す"エース争い"の舞台裏
2026/7/3 16:01夏の高校野球・福島大会の注目校を紹介する夏のキセキ。きょうは第4シード東日本国際大学附属昌平高校です。エースが背負う特別な背番号「1」。この番号を目指して高め合う、2人のピッチャーを追いました。
ミットを鳴らす快音。テンポよく投げ込むのは3年の照沼佑崇投手。最速は147キロ、県内屈指の剛腕です。
そしてもう一人。
3年の白田夢真投手。武器は、コントロールと多彩な変化球。照沼投手とはまるでタイプの違うピッチャーです。
東日本国際大附属昌平高校野球部。部員は89人。
春の大会では県3位となる強豪で、チーム初となる甲子園出場を目指します。
速球が持ち味の照沼投手は、昨年の秋、初めて背番号1を背負いマウンドに立ちました。しかし、初戦の日大東北戦で10本のヒットを浴び、徹底的に打ち込まれました。
【照沼投手】
悔しさを胸に、照沼投手が取り組んだのは強靭な身体作り。ベンチプレスなどのトレーニングを重ね、球速は7キロアップ。自己最速は147キロを記録しました。
そんな照沼投手を押しのけ、春の大会でエースナンバーを背負ったのは、もう一人の3年生・白田夢真投手。
白田投手は春の大会で4試合に登板し、防御率2.40と上々の結果を残しました。
取材に訪れたこの日、チームは紅白戦の真っ最中。最初にマウンドに立ったのは照沼投手。見事に空振りを奪います。その後、白田投手もマウンドへ。こちらも負けじと圧巻のピッチングを見せました。
同じエースを目指す2人は、互いを高め合う仲間でありライバルです。
野球部のメンバーたちは寮で暮らしています。エースを巡り火花を散らす2人も、グラウンドを離れれば、どこにでもいる高校生です。
「白田君はあんまり日本語が上手じゃない。しゃべるのが上手じゃなくて会話が成り立たない。あと照沼君は騒がしいですね、一言一言が」
2人部屋の自室には仲間との誓いがありました。「聖光学院に勝つまであと〇日」。ちょうど一か月後、準決勝での対戦を見据え、「打倒、聖光学院」を掲げています。
背番号発表は大会直前。果たしてどちらの投手がエースナンバーを背負うのでしょうか。
2人が目指す背番号「1」の先にあるのは、まだ見ぬ甲子園。夢の答えが出るまで、あと少しです。
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