2026-01-15 配信

福島第一原発 2号機燃料取扱設備の試運転が報道陣に公開 (福島)

福島第一原発の2号機に残されている使用済み燃料について、燃料を取り出す装置の試運転が報道陣に公開されました。

15日に公開された、2号機の燃料取り出し装置。

これまで3号機や4号機などで使われてきたものとは異なる、2号機専用に作られた特注の装置です。

3つのクレーンは燃料をつかみ上げる用、「キャスク」と呼ばれる燃料運搬用の容器を動かす用、キャスクのふたを開け閉めする用とそれぞれ別の役割があります。

福島第一原発・上西修司さんは「3つのクレーンを使うところ。それらがぶつからないようなところ。そこを1つ1つ確認することが大事だと思っている」と話します。

2号機だけ特殊な装置が使われている理由の一つが、爆発が起きず建屋の損傷が少なかったことです。

開口部燃料を取り出すための建屋の穴は、放射性物質の飛散を抑えるため、機能が一体化したコンパクトな装置を選んで出来るだけ小さくしました。

燃料がある冷却用プールは地上30メートルほどの高さにあるため、同じ高さに装置を置くための構台(こうだい)も新たに建設されました。

2号機には未使用を含む615体の燃料が残されていて、建屋内の放射線量が高いことから、この装置を遠隔操作して燃料の取り出しが行なわれます。

上西さんは「これまで色々な関係者の方に協力いただいて、ようやく準備が出来てきている。しっかり着実に進めたい」と話しました。

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