2026-01-15 配信

迫り来るクマに備え…いわき市で緊急銃猟の初訓練 (福島)

福島県は冬眠しないクマや早く冬眠から明けるクマへの注意を呼び掛けるため、16日から県内全域でツキノワグマ出没注意報を出すことにしました。

この時期に注意報が発表されるのは初めてです。

そうした中、いわき市では緊急銃猟に備え訓練が初めて行われました。

市職員 「緊急銃猟チェックリストの全項目のチェックを終了しました。このことから実施判断者の指示を仰ぎます」

内田広之市長 「内容について了解しました。緊急銃猟を実施してください」

いわき市三和町(みわまち)で緊急銃猟を想定した訓練には、市や猟友会など関係機関が約70人が参加しました。

2025年7月、市内で初めてクマが撮影されたいわき市。

10月に緊急銃猟対応マニュアルを策定したことから、クマの出没が比較的に少ないこの時期に初めて訓練を行いました。

いわき市の内田市長は「一旦落ち着いたと思われる時期に、もう一度緊急銃猟の手順を確認し、またクマが出現する時期に備えていく」と話します。

この日はクマが橋の下に居座っている状況を想定して、駆除するまでの流れなどを確認しました。

内田市長は「どこを省略するか、どこに重点を置いて迅速に判断するか。そういうことも考えていかなければいけない。訓練を繰り返しながらブラッシュアップしていかなければいけない」と話しました。

市は、体制が新しくなる26年度の始めにも訓練を実施する予定です。

県内では、冬眠の時期にもかかわらず、今年に入ってからすでに12件クマが目撃されていて、ツキノワグマ出没注意報を継続するなど引き続き注意を呼び掛けています。

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