2025-11-10 配信

金融庁がいわき信用組合の元役員らを刑事告発検討(福島)

巨額な不正融資のほか反社会的勢力への資金提供も明らかとなったいわき信用組合について、金融庁が元役員と信用組合に対して刑事告発を検討していることが分かりました。
金融庁はいわき信用組合への立ち入り検査を実施していて、調べに対して組合は「融資情報を管理するパソコンをハンマーで壊した」などと嘘の報告をし、事実を隠ぺいしていました。金融庁は、こうした対応が協同組合による金融事業に関する法律に違反するとして、元役員やいわき信用組合に対して刑事告発を検討していることが分かりました。
数々の不正に利用者は「信用がなくなることはとても大きなことかなと思うので悲しいし、ショックだし、恥ずかしい。一番は本当のことを聞かせて欲しいぐらいですけど、もうメインバンクを変える気持ちにはなっている」と話していました。
金融庁の出先機関である東北財務局が、県警察本部に刑事告発をする方針で、金融庁は早急に対応を進めていくとしています。

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