2025-10-09 配信

「ヒラタケ」と言われて食べて食中毒…毒キノコの見分け方について専門家は(福島)

県内で知人から「ヒラタケ」と言われてもらった「ツキヨタケ」で、家族3人が食中毒となる被害がありました。

そこで食中毒が起きてしまったツキヨタケなど、毒キノコのの見分け方について、キノコの会の広井勝農学博士に聞きました。

広井さんによると、ヒラタケとツキヨタケは色に違いがあり、ツキヨタケは裏面が光るのでそれを目安に取れば間違えずに採れるそう。

またツキヨタケは、ヒラタケ以上に間違えられやすい「ムキタケ」というキノコもあり、同じブナの木に一緒に生えていることもあるそうなので特に注意が必要です。

広井さんは他にも間違えやすい毒キノコとして、クサウラベニタケの名前を挙げ「シメジにそっくりなので、シメジだと思って採ってしまう人が多い」と指摘。

そして、「本当に自信があるキノコ以外は食べないことが大事。採ってしまった場合、人には絶対にあげないことを心掛けてほしい。それを守ってもらわないと中毒が更に増えてしまうので、他人を巻き込まないようにしてもらいたい」と話していました。

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