2025-09-29 配信
二人が出会った大熊町で…移住者同士の結婚式を町ぐるみでお祝い!(福島)
住民の帰還に向けた環境の整備などが進む大熊町で、28日、移住者同士の結婚式が行われました。
式を挙げたのは、沖野昇平さん(32)と遠藤綾夏さん(30)。
会場は結婚式場ではなく、義務教育学校「学び舎ゆめの森」の校舎です。
誓いの言葉では「うれしいことも悲しいことも分かち合って生きていきます。そしてこれからも皆さんと喜びを分け合っていくことを誓います」と話した2人。
沖野さんは神奈川県、遠藤さんは郡山市出身。
教育関連会社の代表である沖野さんは、経済産業省のツアーで訪れた大熊町が教育事業に力を入れていたことに魅力を感じ、2023年に移住しました。
一方、郡山市で教員をしていた遠藤さんは、人事異動をきっかけに去年移住し、「学び舎ゆめの森」の職員として働いていました。
去年、町内で開かれたイベントで沖野さんが遠藤さんに一目ぼれし、結婚を前提に交際することに。
2人をつないだ大熊町で結婚式を挙げたいと考えるようになりました。
「私たちは大熊町があったからこそ出会えたカップル。人のつながりが濃くて、その中でつながりに感謝したいという思いがきっかけになりました」と遠藤さん。
地元の人たちに感謝を伝えられるような式にしたいと町に相談したところ、公共施設の活用方法を探る実証事業「大熊モデル」として、思い出の場所である「学び舎ゆめの森」を無償で借りられることになりました。
大熊町生涯学習課の菅原祐樹課長は、「本当に町としてもうれしく思っている。
皆さんの交流の場というか、いろいろな住民に使ってもらえる場になればいいなということで、今回は初めの一歩ということで校舎を提供させてもらった」と話します。
式を終えた遠藤さんは、「初めは手作りの結婚式で皆さんをおもてなしするのにすごく不安があったのですが、来てくれた人たちがすごく楽しそうにしてくれていたので、私たちもすごく幸せな気持ちでいっぱいです」と笑顔。
沖野さんは、「大熊町は悲しみとか苦しみを共有する機会が多かったと思う。だからこそ、子どもたちにはそういう町であると同時に、喜び・幸せ・面白さも、こうやってみんなで分かち合うということ、みんなで作って祝うっていうことをこの町の新しい伝統としていけたらなと思っている」と話し、大熊町で歩む決意を新たにしていました。
式を挙げたのは、沖野昇平さん(32)と遠藤綾夏さん(30)。
会場は結婚式場ではなく、義務教育学校「学び舎ゆめの森」の校舎です。
誓いの言葉では「うれしいことも悲しいことも分かち合って生きていきます。そしてこれからも皆さんと喜びを分け合っていくことを誓います」と話した2人。
沖野さんは神奈川県、遠藤さんは郡山市出身。
教育関連会社の代表である沖野さんは、経済産業省のツアーで訪れた大熊町が教育事業に力を入れていたことに魅力を感じ、2023年に移住しました。
一方、郡山市で教員をしていた遠藤さんは、人事異動をきっかけに去年移住し、「学び舎ゆめの森」の職員として働いていました。
去年、町内で開かれたイベントで沖野さんが遠藤さんに一目ぼれし、結婚を前提に交際することに。
2人をつないだ大熊町で結婚式を挙げたいと考えるようになりました。
「私たちは大熊町があったからこそ出会えたカップル。人のつながりが濃くて、その中でつながりに感謝したいという思いがきっかけになりました」と遠藤さん。
地元の人たちに感謝を伝えられるような式にしたいと町に相談したところ、公共施設の活用方法を探る実証事業「大熊モデル」として、思い出の場所である「学び舎ゆめの森」を無償で借りられることになりました。
大熊町生涯学習課の菅原祐樹課長は、「本当に町としてもうれしく思っている。
皆さんの交流の場というか、いろいろな住民に使ってもらえる場になればいいなということで、今回は初めの一歩ということで校舎を提供させてもらった」と話します。
式を終えた遠藤さんは、「初めは手作りの結婚式で皆さんをおもてなしするのにすごく不安があったのですが、来てくれた人たちがすごく楽しそうにしてくれていたので、私たちもすごく幸せな気持ちでいっぱいです」と笑顔。
沖野さんは、「大熊町は悲しみとか苦しみを共有する機会が多かったと思う。だからこそ、子どもたちにはそういう町であると同時に、喜び・幸せ・面白さも、こうやってみんなで分かち合うということ、みんなで作って祝うっていうことをこの町の新しい伝統としていけたらなと思っている」と話し、大熊町で歩む決意を新たにしていました。