2025-07-14 配信
去年の出生数ゼロの町 「先駆的」な子育て支援にもかかわらず…少子化対策どうする?参院選候補者にきく(福島)
参議院選挙は投開票が日曜日に迫ってきました。
シリーズでお伝えしている参院選の争点。きょうは、人口減少と少子化対策についてです。
■三島町 矢澤源成町長「令和3年は4人だと。(令和4・5年は)2人だと。
最終的には令和6年にはゼロになったと。本当にショックだった」
「(ゼロは初めてですか?)ゼロは初めてだと思います」
2015年から町長を務めている三島町の矢澤源成町長。
半世紀前、4千人余りいた町の人口は1300人ほどまで減りました。
年間の出生数は、ここ数年は1桁台が続いていましたが、去年、ゼロとなりました。
この年、新たに生まれた子どもがいなかったのは県内では、三島町と桧枝岐村だけでした。
■三島町 矢澤源成町長
「すぐ(幹部職員を)集めて、これなんとかすんべということで『死に物狂いでやっていこう』と(訓示した)」
町は今年度、幹部が出席する会議の開催を月2回に増やし、毎回、人口減少や少子化対策を議題に取り上げています。
役場の隣の建物には午後になると、近くの小学校の児童たちが集まります。
共働き家庭などの子供たちを対象とした放課後児童クラブです。
月曜から金曜まで、夏休みなどの長期休みも含め、専門スタッフが子どもたちを見守ります。利用料金は無料。
おやつはそろって食べますが、宿題をしたり体を動かして遊んだり思い思いの時間を過ごします。
■利用する女子児童
「(Q.クラブはどういう場所?)みんなと遊んで楽しいところ」
町はこれまでも子育て支援に力を入れてきました。
保育料や小中学校の給食費を無料にし、町外の高校に通う生徒への通学費の補助も始めました。
■三島町 矢澤源成町長
「先駆的なの。ずっとうちのほうは。そういうことやりながら、なんでこれ人口減るのかなとか、あるいは、ここから出ていくのかな、というようなことは常に感じています」
放課後児童クラブでは午後4時過ぎると、保護者らが迎えに来ます。
■利用する保護者の女性
「すごい助かります。ちっちゃい子もいると早く帰ってくると大変だったりするので」
子どもをクラブに通わせているこちらの女性は、1月に3人目の子どもを出産しました。
今年町内で生まれた子どもは、今のところこの1人だけです。
■利用する保護者の女性
「2024年ゼロ人ということで年度でいくと同級生いない」「そういったところで、ずっとここで育てていく部分で不安がありますが」「若い人たちが来るような何かが、町としても考えているんでしょうけど、何かあればいいなと思います」
立候補した人たちは、人口減少や少子化についてどのような対策が必要だと考えているのでしょうか。
※候補者への取材内容は動画をご覧ください
シリーズでお伝えしている参院選の争点。きょうは、人口減少と少子化対策についてです。
■三島町 矢澤源成町長「令和3年は4人だと。(令和4・5年は)2人だと。
最終的には令和6年にはゼロになったと。本当にショックだった」
「(ゼロは初めてですか?)ゼロは初めてだと思います」
2015年から町長を務めている三島町の矢澤源成町長。
半世紀前、4千人余りいた町の人口は1300人ほどまで減りました。
年間の出生数は、ここ数年は1桁台が続いていましたが、去年、ゼロとなりました。
この年、新たに生まれた子どもがいなかったのは県内では、三島町と桧枝岐村だけでした。
■三島町 矢澤源成町長
「すぐ(幹部職員を)集めて、これなんとかすんべということで『死に物狂いでやっていこう』と(訓示した)」
町は今年度、幹部が出席する会議の開催を月2回に増やし、毎回、人口減少や少子化対策を議題に取り上げています。
役場の隣の建物には午後になると、近くの小学校の児童たちが集まります。
共働き家庭などの子供たちを対象とした放課後児童クラブです。
月曜から金曜まで、夏休みなどの長期休みも含め、専門スタッフが子どもたちを見守ります。利用料金は無料。
おやつはそろって食べますが、宿題をしたり体を動かして遊んだり思い思いの時間を過ごします。
■利用する女子児童
「(Q.クラブはどういう場所?)みんなと遊んで楽しいところ」
町はこれまでも子育て支援に力を入れてきました。
保育料や小中学校の給食費を無料にし、町外の高校に通う生徒への通学費の補助も始めました。
■三島町 矢澤源成町長
「先駆的なの。ずっとうちのほうは。そういうことやりながら、なんでこれ人口減るのかなとか、あるいは、ここから出ていくのかな、というようなことは常に感じています」
放課後児童クラブでは午後4時過ぎると、保護者らが迎えに来ます。
■利用する保護者の女性
「すごい助かります。ちっちゃい子もいると早く帰ってくると大変だったりするので」
子どもをクラブに通わせているこちらの女性は、1月に3人目の子どもを出産しました。
今年町内で生まれた子どもは、今のところこの1人だけです。
■利用する保護者の女性
「2024年ゼロ人ということで年度でいくと同級生いない」「そういったところで、ずっとここで育てていく部分で不安がありますが」「若い人たちが来るような何かが、町としても考えているんでしょうけど、何かあればいいなと思います」
立候補した人たちは、人口減少や少子化についてどのような対策が必要だと考えているのでしょうか。
※候補者への取材内容は動画をご覧ください