楢葉町の風物詩に異変が… 木戸川の今年のサケ漁 開始

2026/11/4 18:46
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4日から始まったのは楢葉町の秋の風物詩・木戸川のサケ漁。
川に網を入れてサケを追い込む伝統の合わせ網漁が行われました。

楢葉町では震災前、サケの漁獲量が年間10万匹を超え、遡上数は本州で一番を記録したことも。
しかし、震災と原発事故の影響で漁は一時、中断。

2015年に再開しましたが近年は獲れる数が少なくなっていて、2025年は25匹と過去最低となりました。

2026年は4年前に放流した約351万匹の稚魚が川に戻るタイミング。

漁師「何かがいた」
期待が寄せられるなか網にかかったのは。

漁師「スズキですね」
とれたのはスズキ2匹のみ。
場所を変えて再び網を仕掛けますがサケはとれませんでした。

木戸川漁協・鈴木謙太郎さん
「みんな言葉がないですよね」
「一番、この最盛期で2カ所(網を)引いてゼロというのは効きますね」
Q11月に漁獲ゼロ匹は?
「11月ゼロというのは、ないですね」

楢葉町のサケ漁に異例の事態が起きています。

木戸川漁協・鈴木謙太郎さん
「温暖化の影響で水温が上がって。あと震災の影響は前から続いていますけど、プランクトン不足だったり、そもそも水温にサケ自体が耐えられなかったりという、悪い要素が重なっている」

関係者によりますと、サケが遡上してこない要因については水温が高いことで放流した稚魚が育つ前に死んでいる可能性があるとのこと。

木戸川漁協・鈴木謙太郎さん
「まだ終わってはないがちょっと難しいかなという感じがする」

サケ漁は11月いっぱい行われる予定で、漁協では1匹でも多くのサケがとれることを祈っています。

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