阿武隈川上流に整備中の遊水地 試験ほ場で2回目となる稲の収穫
2026/10/5 19:10川の氾濫を防ぐために整備が進められている阿武隈川の遊水池。
今年で2回目となる試験的に作付けされたコメの収穫が、2026年も行われました。
【河津遥架リポート】
「整備が進む阿武隈川の遊水地では、試験的に育てられたコメの収穫が進んでいます」
収穫が行われたのは、遊水地の整備予定地に設けられた田んぼです。
郡山市や本宮市などの広い範囲に浸水被害をもたらした2019年の東日本台風。
上流の鏡石町・矢吹町・玉川村では、国が遊水地の整備を進めています。
遊水地を農地として利用することは可能なのか。
昨年からコメの試験栽培が進められてきました。
昨年は稲が育ちすぎて倒れてしまいましたが…。
【試験栽培を行う農家・仁井田健さん】
「去年の反省点を踏まえて肥料の調整などをしましたので、昨年よりは数段いいコメができてるんじゃないかと」
【福島河川事務所・五代儀貴史事業対策官】
「この取り組みが成功することによって地元の皆様に、また全国的にもこういった遊水地の中で営農が続けられるというような期待に繋がればいいなと思っています」
収穫したコメは品質を確認し、県内の学校などで振る舞われる予定です。
【国土交通省職員】
「川が近くにあるので、すごい浸水がしやすい場所というのを頭に入れておいてください」
一方、郡山市の永盛小学校で開かれたのは、川が氾濫する仕組みなどを学ぶ授業。
この学校では2019年の東日本台風で校舎や体育館が浸水しました。
矢吹町などの阿武隈川流域で整備が進められている遊水地についても学んだ子どもたち。
大雨の際に一時的に水を貯め、下流で川が氾濫するのを防ぐ仕組みについて理解を深めました。
【児童】
「注意情報とか見てそれから避難しようと思いました」
「洪水が起こらなくなると自分たちの命も守れるし、家のことも守れるのでとてもすごいなと思いました」
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