2026-03-02 配信

大学生が中間貯蔵施設を視察 「県外に出さなくては行けないが…」(福島)

 全国から集まった大学生が原発事故に伴う除染で出た土が保管されている中間貯蔵施設を訪れ、県外最終処分や再生利用について理解を深めました。
 中間貯蔵施設の見学会は、学生が除染で出た土について学ぶ取り組みの一環として行われ、県内外の大学生約25人が参加しました。
長崎から来た人は「土の初めて見た時の広大さというか量の多さにはやっぱり改めて驚くなと思いました」と驚きの声。
 学生たちは除染で出た土が一時保管されている場所で空間放射線量を測定し、基準の値を下回っていることを確認しました。
「数値が全然高くないということと放射線が漏れないように対策がされているっていうことを感じました」と学生たちは認識を新たにしていました。
 除染で出た土は2045年3月までに県外で最終処分することが法律で決められていて、政府は最終処分する量を減らすために放射能濃度が低い土を公共事業などで再生利用する方針です。
 視察を終えた学生の1人は「福島県の方の事を考えた時に、(除染土を)出さなくてはいけないのは実際的な問題だと思うので、考えれば考えるほど難しい」と感想を話していました。
 学生らは除染で出た土について現地で学んだことを班ごとにまとめ、3日、環境省の職員らに発表する予定です。

トップへ戻る