2026-02-26 配信

五輪メダリスト集結の全日本ビッグエア 木村悠斗が金メダリストの兄超えV(福島)

福島県磐梯町にある星野リゾートネコママウンテンで全日本スキー選手権・スノーボード 競技のビッグエアが行われ、ミラノ・コルティナ五輪のメダリストも数多く出場しました。

男女およそ30人が出場した全日本スキー選手権・スノーボード ビッグエアが行われ、オリンピック代表を含むトップ選手たちによるハイレベルな戦いが繰り広げられました。

男子決勝は、オリンピック日本代表4人全員が顔をそろえる大混戦となりました。
競技は3本滑り、得点の高い2本の合計で順位が決まります。

まず存在感を示したのは、オリンピックで5回転半を2度成功させ、その髪型も話題となった木村葵来選手です。2本目に大技フロントサイド1800(5回転)を成功させ、90.33の高得点をマークしました。

一方、オリンピック銀メダリストで木村選手とともに表彰台に立った木俣椋真選手は、2本目で転倒。後がなくなった3本目で5回転半を成功させます。

この日の最高得点を記録しましたが、1本目との合計で及ばず、木村選手を上回ることはできませんでした。

また、オリンピックでは予選を1位で通過しながら決勝で12位に終わった荻原大翔選手は、幼いころから技を磨いてきたホームゲレンデで大技に挑みましたが転倒し、7位という結果でした。

そんな中、会心の滑りを見せたのが、金メダリスト木村葵来選手の弟、木村悠斗選手です。
5回転しながら板の後ろを両手でつかむ「ドラキュラグラブ」を組み込んだ難度の高い技を成功させ、メダリスト2人の間に割って入り、初優勝を果たしました。

木村悠斗選手は「兄弟で一緒に出て、なかなかお兄ちゃんに勝ったことがなかったので、今回勝ててうれしいです」と喜びを語りました。

一方の木村葵来選手は「今回は弟に負けてしまいましたが、オリンピックで金メダルを獲った“ナンバーワン”の意地は、自分の中では出せたと思っています」と振り返りました。

女子では、オリンピック初出場で7位入賞を果たし、このスキー場を練習拠点としてきた鈴木萌々選手が2位に入りました。

優勝は、オリンピック金メダリスト村瀬心椛の妹、村瀬由徠選手です。
大会を欠場した姉が見守る中、堂々と表彰台の中央に立ちました。

男女ともにオリンピック代表に選ばれなかった選手が優勝する結果となり、日本の層の厚さを改めて印象づける大会となりました。

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