2025-12-19 配信

困惑の冬 雪不足でスキー場は(福島)

猪苗代町では最高気温9・1度と、平年より5度以上高くなりました。
ホテルリステル猪苗代のスキー場では関係者らがシーズン中の安全とともに雪に恵まれることを願いました。
ゲレンデに30センチ以上の雪が積もっているのがオープンの目安。けさも人工降雪機を稼働させましたが、積雪は去年の同じ時期の2割ほどに留まっています。
ホテルリステル猪苗代の月井英美総支配人は「12月に入って、降雪と人工降雪と合わせて、何とかオープンできるかなと思っていたんですけど、ここにきてこんなにあったかい日が続くとは思いませんでしたので、ちょっと残念です」ともどかしい思いを話しました。
19日はリフトが止まった想定で利用者を救助する手順を確認する訓練も実施。受け入れ態勢は整っていますが、雪不足は如何ともしがたく20日に予定していたオープンは延期されました。
書き入れ時の年末年始には白銀のゲレンデで利用者を迎えたいと願っています。
ホテルが一番賑わうのは年末年始。月井支配人は「なんとか間に合わせたい」と話していました。
リステル猪苗代は20日以降、そりなどの雪遊びが出来るスペースを設けるほか、希望する利用者は近隣で営業しているスキー場に送迎する対応をとるということです。

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