2025-12-18 配信

広野町こども議会 未来を担う中学生が町の課題について考える(福島)

「定足数に達しておりますので、これより令和7年、広野町子ども議会を開会いたします」

議員らとともに議場にあがっているのは地元の中学生たち。

広野町では未来を担う子どもたちに政治について関心を持ってもらおうと毎年、子ども議会を開催しています。

広野町 小松和真町長「ぜひ、この機会を生かして、自由に大胆に意見を述べてください。皆さんの提案が地域発展につながる一助となることを期待しております」

生徒たちは学校の授業を通して学んだ町の課題などについて小松町長に質問を投げました。

生徒「広野駅や広野町役場の駐車場など車の衝突の危険がある箇所に展示ブロックを建設することで、利用者にとって安全な環境で利用でできるようになるかと思います」

広野町 小松和真町長「点字ブロックは、視覚障害者の方を誘導することを目的として設置しており、一方、歩行者の転頭の懸念や、雨水がたまりやすく、この時期になりますと凍結の恐れもあることから現場の確認を行いながら、必要に応じて対応をしてまいりたいと考えております」

この日は5人の生徒が子ども議員として参加しそのほかの生徒は傍聴するなどして実際の議会を体験しました。

参加した生徒「自分たちがいつも住んでいる町ということで自分たちが思ってることを議員さんの前で発表するってなるとやっぱり緊張したんですけど最後までしっかり自分の意見が言えて良かったと思います」「町のボランティアとかで積極的に参加したり町の取り組みを周りの人とかに広めたりして町に貢献していきたいです」

町は今後も子どもたちの意見をまちづくりに反映させていきたいとしています。

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