2025-12-11 配信

被害届取り下げ共有されず携帯電話を差し押さえたとして警察が謝罪(福島)

いわき中央警察署が男性2人に対し、本来は必要のない捜索差し押さえを行っていた問題で、警察が差し押さえたのは携帯電話だったことが分かりました。

県警察本部によりますと、12月1日、いわき中央警察署に市内の70代の男性から、自宅にあった現金数万円入りの財布などが入ったバッグが盗まれたと届け出がありました。

その4日後、男性本人から「盗難の事実はなく被害届を取り下げたい」といわき中央警察署に連絡がありましたが、その情報が署内で共有されておらず、容疑をかけられた市内の50代と20代の男性2人に対し、本来は必要がない携帯電話の差し押さえが行われました。

警察は男性2人に直接謝罪した上で、「県民のための警察である意識を改めて浸透させ、再発防止に努める」とコメントしています。

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