2025-12-11 配信

いわき中央警察署で不適切な捜査があったと発表…被害届取り下げの事件で必要ない差し押さえ(福島)

福島県警察本部は、いわき中央警察署が住居侵入・窃盗事件の捜査で、市内の男性2人に必要のない捜索差し押さえをしていたことを明らかにしました。

この事件は、いわき市の70代男性から、12月1日に自宅のリビング内で、現金が入った財布などを入れておいたバッグが盗まれたと届け出があったものです。

ただその後、この男性から「盗難の事実はなかった」との連絡がありましたが、この連絡が署内で共有されなかったため捜査が継続され、9日になって、市内の男性(50代)と市内の男性(20代)の着衣や所持品に対して、本来必要のない捜索差し押さえを行っていたということです。

警察は10日に2人に謝罪し、「県民のための警察である意識を改めて浸透させ、更なる業務の推進を図り、再発防止に努める」とコメントしています。

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