2025-10-23 配信

温かい食べ物が恋しい季節に…アツアツの鍋焼きうどんの提供も始まる 霜降の一日は今シーズン一番の寒さ (福島)

23日は二十四節気の一つ、霜降。

霜が降り始めるころを指し、朝晩の冷え込みが一段と深まる時季です。

23日朝の最低気温は、福島市鷲倉で1.1度、猪苗代で4.2度、郡山で5.9度など、県内ほとんどの地点で一桁となり、29地点で今シーズン一番の寒さとなりました。

霜降は秋の最後の節気。

冬を間近に控え温かい食べ物が恋しい季節になりました。

この冷え込みにより、提供が始まったのがあつあつの鍋焼きうどん。

福島市のうどん店では、温かいメニューの注文が増えていると言います。

温かいうどんを注文した人は、「今ちょっと寒かったので。食欲増進と言うのに惹かれて食べてみた」「おいしいですね。温まるし良いと思う。辛みそもおいしい」と、話していました。

鍋焼きうどんは毎年寒い時期に一番人気の商品。

例年は11月ごろからの提供ですが、客から「早く食べたい」と要望があり、急遽、22日から提供しています。

鍋焼きうどん正伍郎の小山 豊社長は「夏はガンガン暑かったのに急に寒くなってね。こっちも驚いてると言えば驚いている」と、話していました。

提供が始まったのは、牛肉が乗ったすき焼き風の鍋焼きうどん。

12種類の具材と手打ちの麺のもちもちとした食感が味わうことができます。

11月には、天ぷらがのった鍋焼きうどんなど、3種類のメニューも追加されます。

小山さんは「寒くなったら鍋焼きが恋しくなってくるんじゃないですか。お客さんも。だからそれに応えて切らさないように頑張っている」と話していました。

トップへ戻る