2025-10-08 配信

校庭で焼き肉?高校生が焼肉のたれを開発(福島)

県内のSDGsに関する話題をお伝えします。
17の目標のうち12番の、「つくる責任つかう責任」に関して。
農業高校の生徒たちが2025年も規格外の果物を使った商品の開発に挑戦しました。
校庭で仲良く焼肉を楽しむ生徒たち。
焼いた肉にかけているのは、岩瀬農業高校の生徒たちが開発した焼肉のたれです。
これは、傷や変色によって売り物にならない、規格外のリンゴを活用するため、県内の企業と協力したプロジェクトで開発されました。
たれの開発に取り組んだ厚美永愛さんは「実際に多く廃棄されているっていうのが一番なんですけど、それを少しでも減らしていけないかなっていう思いがあったので、たれの製造に力を入れました。」と話します。
岩瀬農業高校で育てられているリンゴは、年間で約40%が、鳥の被害や病気によって売り物にならず廃棄されてしまうということです。
フードロスを削減しようと、2025年もこのプロジェクトに取り組んだ生徒たち。
今回は、2024年に開発した中辛をアレンジして辛口に挑戦しました。
厚美さんは「このたれはコクもあって、リンゴのフルーティーさもあって私たちの一番を詰め込んだたれなので、ぜひ味わってもらいたいです。」と話していました。
生徒らが手掛けた焼肉のたれは、10日に福島空港で行われるイベントで販売される予定です。

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