2025-10-02 配信

検察も被告側も控訴せず 受験生死亡事故の判決確定(福島)

郡山駅前で大学受験当日の女性が飲酒運転の車にはねられて死亡した事故の裁判で、懲役12年の判決が確定しました。
郡山市の池田怜平被告(35)は2025年1月、酒を飲んで車を運転し、郡山駅前で赤信号を無視して大学受験のため大阪から来ていた女性をはねて死亡させた罪などに問われました。
一審判決では、争点となっていた危険運転致死傷罪の成立は認めたものの、「最も重い部類に属する事案とまではいえない」などとして、懲役12年を言い渡しました。
女性の遺族は量刑を不当として検察に控訴するよう申し入れていましたが、検察も被告側も期限の1日までに控訴せず、判決が確定しました。

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