会津坂下町が発酵食品の良さを発信するイベントを開き、地元の乳製品や日本酒などの魅力をアピールしました。

会津坂下発酵祭は、町が町内の醸造業者などと協力して初めて開催。

発酵を学ぶパネルディスカッションでは、町内に根差した発酵文化を次の世代にどう伝えていくかなど、関係者が意見を交わしました。

古川庄平町長は、「発酵食品を会津坂下で若い人たちが力強く「今後も受け継いでいく」とやっている姿に感動したし、心強く思った」と話します。

会場では「濃厚すぎて飲みにくい」として親しまれるヨーグルトの早飲み大会や、塩こうじの作り方を教える料理教室などが開かれ、訪れた人は楽しみながら発酵食品の魅力に触れていました。

町は今後、こうした発酵食品の良さを発信することで、観光客を呼び込みたいとしていて、古川町長は「坂下に早く来て」という方言とかけて「坂下さ、発酵！」と呼び掛けました。