2025-09-26 配信

福島市も宇宙関連産業に名乗り エアレースパイロット・室屋 義秀さんがキックオフイベントで語ったことは(福島)

2020年の時点で国内だけで約4兆円に上る宇宙関連産業の市場規模。

国は2030年代にこれを2倍の約8兆円にする目標を掲げ、全国各地で宇宙に関わる産業が活発化しています。

県内でも、南相馬市の民間企業が小型ロケットの発射を成功させるなど、取り組みが進められています。

福島市も宇宙関連産業を推し進めるため、25日キックオフイベントを開き、市内の製造業や関心がある企業などから約60人が参加。

エアレースパイロットで航空産業に詳しい室屋 義秀さんが、福島市の可能性について木幡市長と意見を交わしました。

これまでも航空機の部品を若い世代に作ってもらう挑戦をしたり、活動拠点を宇宙関連産業の実証実験の場として提供するなどしてきた室屋さん。

市は宇宙関連産業を推し進めることにより、企業の魅力アップや若い世代の定着といった効果を期待しています。

市は今後、中高生向けに宇宙関連技術の体験イベントを行ったり、市内外の企業のマッチングなどを推進。

先行して取り組みを進める南相馬市とも、情報共有などで連携するということです。

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