2025-09-13 配信

【独自】「目が合った瞬間に『これはまずい』と…」クマに遭遇した介護施設の職員が語った恐怖の瞬間(福島)

南会津町でクマがガラスを割って侵入した介護施設の職員で、クマに遭遇し追いかけられた男性がKFBの単独インタビューに応じ、恐怖の瞬間を語りました。

男性職員は、「パッと見て目が合った瞬間に、これはまずいと思った。突進してきたので、急いで逃げた。自分のことを追いかけてきて、頭が真っ白になった」と振り返りました。

クマが侵入したのは、南会津町の里山近くにある高齢者介護施設。

13日午前6時半ごろ、体長約1mのクマ1頭が、建物の外から中にいた職員に向かって突進し、窓ガラスを突き破って侵入しました。

今泉拓麿記者が男性職員に取材した内容によると、窓を破って侵入してきたクマは、建物の中を5分ほど動き回った後、玄関の窓ガラスを突き破って外に出ていったということです。

この職員は近くの部屋に逃げ込んで無事で、入居者にもけがはありませんでした。

町はクマを捕獲するため、わなを設置し、周辺の見回りを強化しています。

福島県では、会津と中通りに「ツキノワグマ出没警報」が、浜通りにも「ツキノワグマ出没注意報」が発令されています。

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