県内のＳＤＧｓに関する話題をお伝えします。
１７の目標のうち７番の「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」に関して。
郡山市にある自動車販売店では、脱炭素社会の実現に向け水素を燃料にした発電機が設けられ、作られた電気を活用しています。
９月７日にオープンした「ネッツトヨタ郡山　安積店」は、全国のトヨタの自動車販売店で初めて、水素を燃料にした発電機が設けられました。
この発電機は、トヨタの燃料電池自動車の「ＭＩＲＡＩ」と同じシステムを採用して開発されたということです。
発電された電力は、電気自動車の充電に使われるほか、店舗の電力使用がピークを迎える時間帯には、補助的な電力供給としても活用されます。
トヨタ自動車の佐藤恒治社長は「これだけ先進的なカーボンニュートラルの取り組みが、大規模に社会実装されるということなので、本当に歴史的なというか、世界的にも意義のある１日だなと思います。」
また、安積店の五十嵐誠店長は「福島県では、内堀知事が水素社会に向けたトップランナーということを仰っていまして、そこにうちの代表の方も共感して、今回スタートしていますので、ぜひその一助となればと思っております。」と話していました。
店舗の壁には、軽くて柔軟性があることが特徴の次世代型の太陽電池も設けられていて、発電した電力を店内で使用する実証実験も行われています。