2025-08-29 配信
嫌がる音でクマを遠ざける 目撃相次ぐ福島市に忌避装置(福島)
被害を未然に防ごうと、クマを遠ざけるための装置が登場、人材育成などの取り組みも進んでいます。
鳥のさえずりのような音を出すこちらの機械。センサーで感知すると、クマが嫌がる音が流れる仕組みです。どんな音なのか記者が体験してみると、耳つんざくような脳にまで音が響いてくるようなそんな音が響きます。
設置された場所はあづま総合運動公園近くを流れる荒川沿いの6カ所で、クマが市街地にやってくるのを食い止めます。
クマの生態に詳しい福島大学の望月翔太准教授は「河川沿いを伝って市街地の方まで出てくるクマを食い止めることが出来るかが大きな意味合いを持っている」と話します。
福島市でツキノワグマが目撃された件数は、2025年4月から8月17日時点で127件と、過去5年の年間平均をすでに上回っています。特に6月と7月は過去5年の平均の約2倍です。
クマによるけが人も出る中、9月1日からは一定の条件の下、市街地で銃を使ったクマの駆除が可能に。ただ、人の手による駆除は担い手の確保の面で限界があるといい、専門家は河川周辺の草刈りなど、出没を抑える対策との組み合わせが重要だと指摘しています。
鳥のさえずりのような音を出すこちらの機械。センサーで感知すると、クマが嫌がる音が流れる仕組みです。どんな音なのか記者が体験してみると、耳つんざくような脳にまで音が響いてくるようなそんな音が響きます。
設置された場所はあづま総合運動公園近くを流れる荒川沿いの6カ所で、クマが市街地にやってくるのを食い止めます。
クマの生態に詳しい福島大学の望月翔太准教授は「河川沿いを伝って市街地の方まで出てくるクマを食い止めることが出来るかが大きな意味合いを持っている」と話します。
福島市でツキノワグマが目撃された件数は、2025年4月から8月17日時点で127件と、過去5年の年間平均をすでに上回っています。特に6月と7月は過去5年の平均の約2倍です。
クマによるけが人も出る中、9月1日からは一定の条件の下、市街地で銃を使ったクマの駆除が可能に。ただ、人の手による駆除は担い手の確保の面で限界があるといい、専門家は河川周辺の草刈りなど、出没を抑える対策との組み合わせが重要だと指摘しています。