2025-08-28 配信
燃料棒が溶けて固まったか 燃料デブリの2回目試験取り出し(福島)
福島第一原発からの燃料デブリの試験的な取り出しで、2回目に採取されたデブリの分析結果が公表され、1回目と比べて燃料棒など圧力容器内の構造物が溶けた成分が多いと推測されることが分かりました。
2回目の試験的な取り出しでは、1回目よりも格納容器の中心部に近い場所から、重さ0・187グラム、大きさ5ミリほどの燃料デブリが採取されました。
JAEA・日本原子力研究開発機構によりますと、2回目のデブリの成分を分析した結果、原子炉の保温層や海水などに由来する元素が検出されなかったことから、2回目は1回目よりも燃料棒など圧力容器内の構造物が溶けた成分が多いと推測されています。
JAEAは今後1年ほどかけて詳細な分析を行い、結果を取りまとめるとしています。
2回目の試験的な取り出しでは、1回目よりも格納容器の中心部に近い場所から、重さ0・187グラム、大きさ5ミリほどの燃料デブリが採取されました。
JAEA・日本原子力研究開発機構によりますと、2回目のデブリの成分を分析した結果、原子炉の保温層や海水などに由来する元素が検出されなかったことから、2回目は1回目よりも燃料棒など圧力容器内の構造物が溶けた成分が多いと推測されています。
JAEAは今後1年ほどかけて詳細な分析を行い、結果を取りまとめるとしています。