2025-07-14 配信

今年度2回目の処理水放出を開始 福島第一原発

福島第一原発で、2025年度2回目のALPS処理水の海への放出が始まりました。

今年度の処理水の放出は、昨年度と同じ約5万4600トンを7回に分けて海に流す計画です。

今年度2回目の放出は午前11時半ごろ始まり、約7800トンの処理水を大量の海水で薄めて8月1日まで流す予定です。

処理水の放出設備では先週、緊急時に放出を止めるための遮断弁を動かすケーブルの表面に3センチほどの傷が見つかっています。

東京電力は原因を調査中としていますが、予備のケーブルに取り換えたことで作業に問題ないとして予定通り放出を始めました。

また、台風接近を受け、高潮警報などが出された場合には放出を一時的に止めることもあるとしています。

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