2025-06-10 配信

福島第一原発共用プールの作業でトラブル(福島)

福島第一原発で取り出された、使用済み燃料を冷やすプールで、放射性物質を含む水が流れ出ました。
東京電力によりますと、トラブルがあったのは使用済み燃料を冷やす共用プールで、午前10時ごろ、水が排水用の側溝に流れ出ているのを、作業員が見つけました。
流れ出た水は、冷やした使用済み燃料を輸送用の容器に移した後に溜まったものとみられています。
当時現場では、その水をホースを使ってプールに戻していましたが、何らかの原因でホースがプールからずれていたということです。
プールの破損や建屋の外への流出は無いということで、東京電力が詳しい原因を調べています。

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