伝統の熊川稚児鹿舞
2026/11/2 18:27大熊町で披露されたのは、熊川地区に伝わる伝統芸能「熊川稚児鹿舞」です。
大熊町民「本当に懐かしく感じました。郷土芸能ということで」
約300年前に始まったとされ、町の無形民俗文化財にも指定されています。
毎年8月に地区の子どもたち4人が五穀豊穣や無病息災を願って地元の神社の祭礼で奉納してきました。
しかし震災による津波が神社を襲いました。
「(鹿舞の道具が)津波で流出しちゃったんですよ。その後、原発事故で避難しろとなって」「帰還困難区域で入ることもできない、若い人も絶対戻らないと言う人が大半なんでね」
地区の子どもたちだけは伝統を受け継ぐことが難しくなり、現在は県外から町に移住してきた子どもたちも仲間入り。町の伝統芸能は形を変えて継承されています。
「昔の踊りをよみがえらせてあげたいなと」2025年からはいわき市に避難する子どもたちを含めた4人で活動し、月に2回、合同で練習をしています。
「間違いなしで上手に、かっこいいなって思われるように、披露したいです」
「町民の前で披露できることはありがたいですよ。子どもたちも去年5月から練習して、この日を待っていたみたいですから」いよいよ迎えた本番。
途多くの人たちが見つめる中、子どもたちは堂々と伝統の舞を披露しました。
「大熊の伝統芸能をいろいろな人に知ってほしいなと思ってやりました」「かっこいいなって思う人が、増えてほしいなと思っています」
「この4人のメンバーで伝統芸能を引き継いでいますので、これからも、ご声援の程よろしくお願いします。ありがとうございました」





