「家の中にカメムシが…」秋に増える厄介な虫の侵入を防ぐには?専門業者に密着
2026/10/30 17:36寒くなるにつれて、家の周りなどで見かける機会が増えるカメムシ。暖かい場所を求めて家の中に入り込み、強烈な臭いで住民を悩ませています。
福島県内でもカメムシに関する相談が相次ぐ中、専門業者による対策作業に密着しました。
■「部屋中にいないか見て回る」カメムシに悩む住民
「いますね、ほら」
窓の網戸の内側にまで入り込んでいたカメムシ。刺激すると強烈な臭いを放つ厄介な虫です。
三春町に住む橋本久子さんも、カメムシの侵入に悩まされている一人です。
【橋本久子さん】
「困ります。天気が良い日は部屋中にいないかな、大丈夫かなって見て回る」
窓のサッシにはカメムシの死骸も残っていて、家のあちこちに現れるといいます。
そこで橋本さんは、暮らしの困りごとに対応する「ベンリー郡山安積店」に対策を依頼しました。
■網戸の位置に意外な落とし穴
まず業者が確認したのは、カメムシが入り込んでいた窓です。
すると、網戸の位置に思わぬ見落としがありました。
【ベンリー郡山安積店・大沼優也さん】
「網戸がこの位置にあるのが正しいんですね。そうすると隙間がなくなるんですけど、反対側にすると少しゆとりができてしまう」
一般的な引き違い窓では、網戸を外側から見て右側の窓に合わせ、右側で使うことで隙間ができにくくなります。
窓と網戸の位置関係によっては隙間が生まれ、そこからカメムシが侵入する可能性があるといいます。
■エアコンの排水ホースからも侵入
さらに、意外な侵入経路がエアコンの排水ホースです。
【大沼優也さん】
「地面についていると下から虫が入ってきやすい」
実際にホースの中を確認すると、カメムシが1匹入り込んでいました。
また、台所の換気扇にも注意が必要です。
油汚れなどによって換気扇のふたがしっかり閉まらなくなると、その隙間から虫が入り込むことがあるといいます。
■LEDライトやハッカ油も対策に
今回の作業では、換気扇に金網を取り付けて虫の侵入を防いだほか、エアコンの排水ホースを地面につかない長さに切り、水を排出しながら虫の侵入を防ぐ部品を取り付けました。
さらに、虫を寄せつけにくくする対策も行いました。
【大沼優也さん】
「虫は紫外線に引き寄せられる習性がありますので、紫外線が少ないLEDライトを取り付けると虫が来にくい」
また、虫が嫌がる臭いを発する「忌避剤」も散布しました。
大沼さんによると、身近なものではハッカ油を水と混ぜて散布する方法も、一定の効果が期待できるといいます。
■寒くなるこれからが要注意
およそ2時間にわたる作業が終了し、橋本さんも安心した様子です。
【橋本久子さん】
「これだけやっていただいたから、きょうから安心です」
【大沼優也さん】
「寒くなってくるとカメムシは暖かい場所を求めて民家に来る習性があります。これからの時期、だんだんとカメムシが増えてくると思いますので、対策は重要になってきます」
カメムシの侵入を防ぐためには、窓や網戸の隙間、エアコンの排水ホース、換気扇など、普段は見落としがちな場所を確認することが大切です。
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