福島県知事選挙 課題は投票率… 改善に向けて様々な取り組みが

2026/10/8 20:08
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【樋口陽一アナウンサー】
拓殖大学の河村教授によると、今の状況だと投票率が上がらない可能性もあるという話がありました。

【根本晃希記者】
県の選挙管理委員会でも危機感を募らせています。
こうした中、県の選管では少しでも多くの人に関心をもってもらおうと様々な取り組みを行っています。
そして、この動きは身近なところにも広がっています。

こちらは福島市のラーメン店。

期日前投票の開始に合わせて利用客にうれしいキャンペーンが始まります。

【遠藤百恵記者 リポート】
「こちらの通常の塩ラーメンなのですが、投票に行ったことを伝えると、このように卵が1つサービスされるということです」

こちら「フユツキソルト」では、9日(あす)から県知事選挙で投票した証明証の持参や投票所(とうひょうじょ)の写真をスタッフに見せることで注文したメニュー全てに卵1個が無料でトッピング出来るキャンペーンを実施します。

【フユツキソルト・冬月雪兎(ふゆつきゆきと)さん】
「ラーメン屋さんって幅広い年齢層のお客様が来るのでそういうお客様にアプローチして投票を促せたらというか一助になればいいなと思って始めたのがきっかけですね」

このキャンペーンは、「福島釜玉拉麺(かまたまらーめん)組合」に加盟する福島市や郡山市など県内14の店舗で実施される予定で、トッピング無料をはじめラーメン1杯半額など店舗ごとにお得なサービスが受けられます。

【フユツキソルト・冬月雪兎(ふゆつきゆきと)さん】
「ラーメン屋さんでサービスをすることによって、それが投票率のアップに少しでもつながればいいなとは思っております」

このキャンペーンは9日から各店舗でスタート。投票日当日の10月25日まで実施されています。

一方こちらは、高校生の恋愛模様を描いたSNS向けの動画で、若者の投票を呼び掛けます。

最初に企画を考えたのは、郡山市の専門学校、国際アート&デザイン大学校で映像制作などを学ぶ学生たち。
県選挙管理委員会と協力し、約3か月かけて完成した作品が6日、お披露目されました。

動画は、ドラマ仕立てで3分間。
恋愛と選挙に共通する意思表示の大切さを伝えています。

【動画を制作した学生・橋本春希さん】
「好きを伝えることと選挙にいくこと、思いを伝えることをかけ合わせて」
「選挙に行きたいって思ってもらえるのが一番の目標」
【動画を制作した学生・菅野悟昇さん】
「(原案を作り)選挙に投票しないと自分の住んでいるところが盛り上がらない
と気が付いたので自分も投票したいなと思います」

背景にあるのは、若い世代の投票率の低さです。
前回2022年の県知事選挙の投票率は、19歳が17.83%、20歳~24歳が18.76%と、県全体の平均より20%以上下回りました。

【視聴した同じ学校の学生】
「恋ってなるとすごく見ちゃうので最後まで若い人が見てくれるような動画になっていると思います」
「(動画を見て)選挙に興味を持ってもらえる人が増えたらいいなと思いました」

動画は、インスタグラムやTikTok、YouTubeなどで、投開票の25日まで配信される予定です。

【樋口陽一アナウンサー】
街の人に聞いた結果、7割ほどが「関心がある」という結果でしたが、どう実際に投票所に足を運んでもらうのかというところに関しては、県の選管も民間も頭を悩ませているという状況です。

関心がないという人からは「誰が当選しても県政の行方は変わらない」という声もありましたが、話を聞いた河村教授によると
「当選した人によって県政の行方が大きく変わる事はないかもしれないが、復興などかじ取りをする人によってその前に進むスピードは変わる可能性がある」
と指摘しています。
私たち有権者は「最初から『変わらない』ではなく真剣に一票を投じるべき」と話していました。

【根本晃希記者】
25日の投票日に行けない人も、9日からは期日前投票は県内各地で始まります。
県政のかじ取り役を決める大事な選挙なので、投票に行くことが大切です。

【樋口陽一アナウンサー】
シェアでは県知事選挙について、この後もしっかりと情報をお伝えしていきます。

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