大熊町特産のキウイがピンチに・・・ その理由とは?

2026/10/7 18:33
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大熊町でキウイの栽培などを手掛ける原口拓也さん。

原発事故の前まで町の特産品だったキウイを復活させようと、3年ほど前からこの畑に1,500本以上の苗木を植えてキウイを育てています。

【原口拓也さん】
「特産品としてたくさんの人に美味しいもの届けるっていうところで言うと、まだまだスタートラインに立ったばっかりなので」

日の光を浴びてすくすくと育ったキウイ。
苗木を植えてから収穫まで3年程かかるとされていて、原口さんの畑では、まもなく待ちに待った収穫の時を迎えます。
しかし・・・

【原口拓也さん】
「久々に晴れてくれましたね、ずっと曇りだったのでこんなに雨降ることってなかなかないですよね」

長雨の影響で実りの秋に異変が起きていました。

【原口拓也さん】
「これがおそらく、雨で枯れましたね」
「キウイって、すごい水に弱いというか根っこがすぐに傷んでしまうので枯れてしまうものもあって」

キウイは水はけの悪い環境やに弱いとされ、降り続いた雨によって収穫を予定していた木の1割あまりが枯れてしまったり葉の色が変わってしまったりする被害が出ています。

【原口拓也さん】
「根っこも死んでいますね、根っこが生きていたら、ここから、また枝が伸びて来るんですよ、下から。それも生えてきていないので、根っこごとやられている感じですね。冬場に霜の被害もあったので、こんな感じで割れてしまっている」

長雨のほか日照不足も重なり、キウイの糖度の上昇に遅れも。

また、収穫の後ろ倒しが見込まれていて、大幅にずれ込めば冬場の霜の被害を受ける可能性もあると言います。

【原口拓也さん】
「3年目で枯れちゃっているので、悲しいですよね。けっこう(枝が)伸びていたので。これも実がついていたんですけど。ここに実がついていたものが、枯れて落ちているので、もったいないですよね」

今シーズンは想定した収穫量よりは少なくなる見込みです。

【原口拓也さん】
「3年間、育ててきたのですごく大事にしたいなと思いますし、自分にとっては特別な初めて取れるキウイなので、すごくワクワクしていますし、ちゃんとこれを収穫まで持っていくために、自分が出来る範囲のことは、ちゃんとやりたいなと思っています」

甘さを蓄えるこの時期に必要な日差しが届くよう晴れる日が続くことを祈る原口さん。

かつての町の特産品キウイの復活へ。
この畑では来週から収穫が始まります。

【原口拓也さん】
「もう何年後かにはそういったおいしいフルーツがこの町でたくさん食べられるっていう状況を作れれば、震災前のことを100%再現できるわけではないですけど、再びそういったフルーツであふれる町になっていければいいなっていう風に思ってます」

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