コメ価格2年ぶり5キロ2000円台 簗新大臣は早期の備蓄水準までの買い戻しに意欲
2026/9/19 10:36内閣改造で農林水産大臣が交代です。そんななか、全国のスーパーで販売されたコメ5キロあたりの平均価格がおよそ2年ぶりに2000円台に下落しました。コメが品薄となった令和の米騒動以降、農水大臣によってその対策が異なっています。まず小泉進次郎元大臣は価格を下げるために「増産」にかじを切りました。続いて、鈴木憲和前大臣は「需要に応じた生産」で価格には関与しない方針でした。では新しい簗和生農水大臣になって今後のコメ政策はどうなるのでしょうか。
■鈴木前大臣が簗大臣に引き継ぎ
内閣改造から一夜明け、農林水産省では18日、鈴木前大臣から簗大臣へと資料が手渡される、引き継ぎ式が行われました。
鈴木前大臣からは、こんな引き継ぎの言葉が…。
鈴木前農水大臣 「しいて言えば、メディアの皆さんの前ではなるべく笑顔で」
簗農水大臣 「意識して笑顔を作ります」
およそ3カ月前、鈴木前農水大臣は、政府備蓄米の買い戻しを高市早苗総理大臣に進言。総理は「物価高対策に逆行することはしたくない」と激怒したといいます。
自民党ベテラン議員 「鈴木大臣(当時)は総理の逆鱗(げきりん)に触れ、大臣交代の筆頭に躍り出た」
■新大臣はどんなコメ政策を?
そんななか、18日に発表された最新のコメ価格は平均で5キロ2971円となり、2年ぶりに3000円を下回りました。
とはいえ、「令和のコメ騒動」が起きる前は5キロあたり1816円。最も高い価格は今年1月の4416円で、そこから価格が下がってきたといっても、まだ当時より1000円ほど高い状況です。
新しい農水大臣は、どのようなコメ政策をするのでしょうか。
簗農水大臣 「やはり将来のコメの不作や需要急増による供給不足に備えるため今後、備蓄水準の回復を早期に図るということ、これは食料安全保障上の国の責務だと考えています」
早期の備蓄水準までの買い戻しに意欲を示しました。一方で、適正なコメ価格については…。
「(生産者にとって)適正な価格水準を確保すること、それと共に、消費者にとっても納得感のある、受け入れられる価格であること、この両者をしっかりと作っていくことが、これからの農政の課題であると思っている」
具体的なコメ価格への言及は避けたものの、「生産者にとって受け入れられない状況になりつつある」として、需要に応じた生産を進める考えを示しました。
(2026年9月19日放送分より)





